僕らの7日間戦争(アニメ)中山ひとみ役の宮沢りえ出演のシーンは?キャラクターの別名は?
映画「ぼくらの7日間戦争」が12月13日(金)に全国ロードショーとなりました!
1988年に大ヒットした「ぼくらの七日間戦争」で中山ひとみ役だった宮沢りえが、声優として登場する!と、公開前から話題となっていましたね。
本記事では宮沢りえにスポットを当てて解説していきます。

ぼくらの7日間戦争(アニメ)中山ひとみ役の宮沢りえ出演シーン

中山ひとみは守(まもる)のチャット仲間

主人公である鈴原守は、大の歴史好き。
クラスでは仲の良い友達もいなく、「日本史・世界史 友の会」というコミュニティのチャット仲間だけが唯一の友達・・
といっても皆、お年寄りばかり。
でも守は、このコミュニティでの居心地がよく、家に帰るとすぐさま携帯片手に、歴史の話や、自分の恋の相談を聞いてもらっていたのですが。
その中に、守と一番話しの合う女性がいます。
実はその女性こそが、中山ひとみなんです。
しかしこの時点では、まだ守は中山ひとみのことを、”歴史好きなお婆さん”だと思っています。
そして、この”お婆さん”は、毎回守の恋愛相談にも乗ってくれています。
また、チャットを通して放つ「青春時代は人生の開放区よ」という言葉が今回の冒険のキーワードにもなり。
中山ひとみ(宮沢りえ)さんは、最初から、この映画のストーリーに関わるキーパーソンなのですね!

中山ひとみを演じる宮沢りえの出演シーンは物語の最後

物語が進むにつれて、守たちのちょっとした冒険が、「立てこもり」事件に発展!
その時もチャットを通して、中山ひとみが応援してくれたり、不法滞在をして逃げているマレットの両親を探す手伝いをしてくれたりと、大活躍!
では、いつ本人が登場するのでしょう??
そこ、一番気になりますよね?
それは、守たちの7日間の戦争が終わり、外へ逃げ出した後のこと。
熱気球を使って、大人たちの追手を振り切りった7人は、山の中にある道の駅で、その女性と落ち合うことに。
朝の冷たい空気の中、道の駅の駐車場で守たちが待っていると、1台の赤いミニクーパーが入ってきたのです。
守は今の今までお婆さんとチャットをしていたと思っていたので、中から出てくるキレイな女性にびっくり!!
この時に初めて、中山ひとみ(宮沢りえ)にご対面なんです♪
そう考えると、チャットでの話し言葉、他のおじいちゃん、おばあちゃんとは違うんですよー。
また、守たちの立てこもりがニュースになっていて凄いぞ!とチャット内で絶賛されていた時、中山ひとみさんはこう発言しています。
「いいんじゃない?私も若い頃は無茶したものよ」
「戦車の大砲、ぶっ放したりね!」
これ!この発言は、あの七日間のことですよね(^^)!!
守は、戦争での日本軍戦車だと思ったみたいですけどね笑

ぼくらの7日間戦争(アニメ)で宮沢りえ演じる中山ひとみの別名

アニメの中では、なかなか「中山ひとみ」という名前は出てきません。
どこに出てくるの!?
と、思うかもしれませんが、予めこの名前を知っておけば大丈夫!
守のチャット仲間である「玉すだれ」というのが、中山ひとみの別名なんです!
そう!!
「ぼくらの七日間戦争」原作を読んだことがあれば、ピン!と来た人もいたはず(^^)
なんで、原作を読んだ方が分かるかと言うと、中山ひとみの実家が料亭をやっていて、その店名が「玉すだれ」だったんです。
それにしても、30年の時を経て、中山ひとみが歴女になってたとは!!

ぼくらの7日間戦争(アニメ)の中山ひとみの年齢設定

中山ひとみの年齢設定

1988年に大ヒットした「ぼくらの七日間戦争」から計算してみます(^^)
この時の役柄である中山ひとみは、青葉中学の1年生だったことから、13歳設定だったのでしょう。
そして今回の「ぼくらの7日間戦争」では、30年後の舞台となっています。
と、いうことは、中山ひとみは43歳!?

宮沢りえの実年齢

そして気になる宮沢りえさんの実年齢ですが。
宮沢りえさんが、「ぼくらの七日間戦争」で実写映画に出演したのは15歳。
女優としてのデビュー作でした。
宮沢りえさんは1973年生まれなので、なんと現在46歳です!!
映画と微妙な誤差がありますが、ざっくりこんな感じ。
あれから、もう31年経ったの?という感じですが、宮沢りえさんは若くて綺麗で変わらないですね。
びっくりです。
でも改めて「ぼくらの七日間戦争」を見返すと、宮沢りえさんの初々しい姿が眩しいです。
宮沢りえさんは、記者会見で当時の様子をこう語っています。
宮沢は実写版で演じた中山ひとみの30年後の姿で再登場し、「30年が経ち、まさかひとみを演じるとは夢にも思わなかった。本当にささやかな参加でしたが、青春の空気を感じてもらえれば」としみじみ。1988年に公開された「ぼくらの七日間戦争」(角川春樹製作)はデビュー作にあたり、「撮影の前に合宿したんですけど、周りの皆さんは演技経験がありますし、いきなりエチュード(即興)が始まったり、もう苦痛で苦痛で」と“原点”を回想した。
livedoor’NEWSより抜粋
「ぼくらの七日間戦争」では日本社会の問題が浮き彫りになっていて、大人VS子供の戦いがハッキリと描かれていました。
学生運動や、尾崎豊さんの主張が取り沙汰された時期ですね。
ちなみに、今回の「ぼくらの7日間戦争」では高校2年生の男女が戦います。
なので、16、17歳ですね!
今の時代に合わせた設定に納得。
現代社会の新しい問題点も、この映画を通して考えることが出来ました。

まとめ

「ぼくらの7日間戦争」は、初めて観る中高生も、前作品を知っている大人も、両方の視点で楽しめる作品となっています。
戦うべき対象は、ひとくくりに「大人」ではないところも面白い!
SNSと子どもたちの関係性や、大人の世界での葛藤、色々な感情が渦巻く中、最後はスカッと気持ちよくなるような映画でした。
その節々で、守の背中を押してくれたり、自分のことのように親身になってくれたり、最後は不法滞在者に協力という形で参戦してくれたのが「玉すだれ」こと中山ひとみでした。
40代という、いわゆる大人になっても、青春時代に感じた社会に対する理不尽さって消えていないのかも。
だから、今の”大人”って、子供にとっては「敵」では無いのかもしれませんね。
とにかく、映画では「玉すだれ」さんのチャットでの発言と、戦争が終わったあとの守との初対面に注目です♪♪
繋がってる!!と感じますよ♪

 

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