【名探偵コナン】赤井秀一の正体は沖矢昴!変装の理由と元カノについても解説

コナンシリーズでも人気のFBI捜査官の赤井秀一(あかいしゅういち)ですが、実は変装した大学院生の沖矢(おきやすばる)だということが判明しました。

爆破で死亡したと思われていたのになぜ?

コナンが気づいたのはいつ?

謎多き赤井秀一の過去や元カノ、正体を隠している理由に迫ります。

赤井秀一(あかいしゅういち)は沖矢(おきやすばる)

赤井秀一のプロフィール

赤井秀一の初登場はコミック29巻の「謎めいた乗客」です。
謎に包まれた部分もたくさんありますが、FBI捜査官なのは本当。
黒ずくめの組織に「ライ」というコードネームで潜入捜査をしていました。

年齢 33歳
身長 190センチ(推定)
出身 イギリス
国籍 アメリカ
職業 FBI
別名 シルバー・ブレット/諸星大(ライ)

 

沖矢のプロフィール

沖矢昴の初登場は、コミック60巻の「赤白黄色と探偵団」です。
沖矢昴が住んでいた木馬荘が火事で消失し、工藤邸に居候することになりました。

年齢 27歳(自称)
職業 東都大学大学院生
愛車 赤のスバル360
趣味 料理・ドライブ
好きな色
嫌いな色

同一人物だというエピソード

沖矢昴の正体が赤井であると正式に判明したのは、映画第18弾「異次元の狙撃手」(2014年)です。

原作漫画でも描かれていなかった内容のため、多くのコナンのファンが映画を見て相当驚いたことでしょう。

映画の最後で、沖矢昴が死んだはずの赤井秀一の声を使って「了解」と言ったのです!

赤井は死んだと思っていたのに、まさか生きていて別人として変装していたなんて!

ただ、その前にも様々な布石がありました。

  • コナンが沖矢昴を信頼していた
  • コナンに劣らない推理力
  • 赤井の口癖を沖矢昴も口にした
  • スナイパーの腕が超一流
  • 赤井の死の描写が曖昧

みんな沖矢昴があやしいと思いながらも、まさか赤井本人だったとは思いませんでしたよね。
赤井が死んでから7年もの間真相は謎でした。
コナン史上最大の伏線だったのではないでしょうか。

赤井秀一はなぜ変装したのか

赤井秀一の過去

17年前、父「務武」の死をきっかけにアメリカへ留学します。
その後FBI捜査官となり、黒の組織にスパイとして潜入。
その時に使っていた名前は「諸星大」で、コードネームは「ライ」でした。

赤井の過去をまとめてみました。

17年前 父が死亡し、真相を探るためアメリカに留学
10年前 工藤新一に会う(覚えてない)
5年前 黒の組織に潜入
2年前 組織から離脱
1年前 ニューヨークで蘭に会う
現在 バスジャック事件でコナンに再開
来葉峠で水無怜奈に射殺される
生存が判明!

赤井秀一の元カノ

赤井秀一には2人の元カノが描かれています。

最初の彼女はFBIのジョディです。
黒の組織に潜入捜査をすることになり、彼女に別れを切り出します。
引き止める彼女に「お前を犠牲にしてもつぶさねばならない組織だという事だ・・・。ふたりの女を同時に愛せるほど、器用な性分じゃないんでね。」つぶやきます。

ジョディとは、潜入が終わった今はFBIの仲間として一緒に働いています。

2人目は黒の組織にいた宮野明美。
灰原哀(宮野志保)の姉です。
黒の組織に潜入するために、わざと彼女に接触し、付き合うことになりました。
明美との関係を利用して組織に潜り込んだのです。

それでも3年間付き合っていたので、利用しただけの関係ではなさそう。
なんと明美も赤井がFBIだと知っていて付き合っていました。

赤井が組織を去ると同時に明美との関係も終わりましたが、2年後に「組織から抜けることができたら今度は本当に彼氏として付き合ってくれますか?」と赤井宛にメールが届きます。

しかし、明美は組織を抜ける為に与えられた仕事の途中で殺されてしまうのです。

妹の灰原哀(宮野志保)のことを気にかけているのも、姉との関係があるからですね。
そして自分のせいで死なせてしまった明美のことは、強い傷跡となりました。

赤井秀一の死の真相

赤井秀一の死亡は、コミック第57巻~第59巻「赤と黒のクラッシュ」シリーズで描かれています。

事件の発端となったのは、赤井と同じようにCIAから黒の組織に潜入していた水無怜奈(キール)が事故で重体となったこと。
その際にFBIがキールをかくまい、また組織に戻ったキールをジンが疑って、赤井の頭を撃ち抜くよう命じたのです。

来葉峠でキールが、赤井の腹部に一発、頭部に一発銃弾を撃ち込み、車ごと焼き払います。

その後、赤井秀一とみられる遺体が発見されます。
コナンの携帯に付着していた赤井の指紋と遺体の指紋が一致したのが決め手です。

しかし、すべては赤井秀一と水無怜奈を助けるためのコナンの策略であり、赤井のものとみられていた遺体は身元不明の「楠田陸道」の遺体だったのです。

ちなみにキールに撃たれた時の血は、阿笠博士が開発した血のりが噴き出す装置によるもの。
また、防弾ベストと防弾ヘルメットで身を守っており、最終的にキールの車で逃走していたのです。

変装している理由

3年間潜入していた黒の組織から身を隠すためです。
当時、組織幹部の1人「ジン」との仕事のチャンスが巡ってきましたが、捕らえることに失敗。
FBIであることがバレ、組織から追放されます。

そんな赤井を殺すようジンがキールに命じ、偽装工作により殺害を免れたわけですが。
もし生きていることがバレたら確実に葬られてしまうでしょう。

そのため、大学院生として生活し、黒の組織を調べているのです。

コナンが変装に気づいたのはいつ?

コナンが気づいた時

赤井秀一の死の偽装ははコナンが仕組んだことです。
そして顔の変装は母である工藤有希子に頼み、阿笠博士には変声機の制作を頼んでいます。

ストーリー上、コナンは知らないふりをしていましたが、実は最初から知っていたのですね。

変装を知っている人物

赤井秀一の変装を知っているのは以下の8人です。

  1. 江戸川コナン
  2. 工藤優作(コナンの父)
  3. 工藤有希子(コナンの母)
  4. 阿笠博士
  5. 水無玲奈(キール・CIA)
  6. ジェイムズブラック(FBI)
  7. ジョディ(FBI・赤井の元カノ)
  8. アンドレキャメル(FBI)

まとめ

赤井秀一の正体についてまとめました。
実はFBI捜査官で黒の組織に潜入していた過去や、現在の赤井秀一についても分かりました。
途中参入にしては謎の多いキャラクター沖矢昴が赤井秀一だったというのは、コナン読者にとっては衝撃の事実だったでしょう。
あとから思いおこせば納得する部分もたくさんありますけどね。