【鬼滅の刃】煉獄さんの過去に一体何が?|家族構成と炎柱になった理由

鬼滅の刃の中でも重要人物である煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)ですが、明朗快活な性格に反して意外と謎多きキャラクターです。

父親との確執や、生い立ちが気になった人も多いはず。

今回はそんな煉獄さんの過去を深掘り。

炎柱になった理由や家族について分かります。

 

煉獄さんの過去

苦悶する過去の出来事

結論からお伝えすると、煉獄さんの人生において主な出来事は、幼少期の「父の変貌」と「母親の死」です。

父親はもともと情熱あふれる剣士で、息子2人を懸命に育てていましたが、ある日を境に豹変してしまいます。

剣士を侮辱し酒浸りになる父のもと、煉獄さんは辛く悲しい幼少期を送ったのでしょう。

また、同時期に最愛の母も亡くしてしまいます。

母の「​​強き者は弱き者を救うべし」という教えは煉獄さんの芯となり、父が堕落してもしっかりと貫き通します。

父の堕落や母の死を乗り越え、懸命に努力し続けられるのは、幼い頃から両親2人に愛情を持って育てられたからでしょう。

それゆえ、煉獄さんの死の間際には、亡き母の姿が現れたり、父の身体を気遣う言葉を呟いたりと、家族の絆を感じました。

 

生い立ち

煉獄家は代々「炎の呼吸」を受け継いできた名家で、煉獄家の長男として生まれます。

親の代から産屋敷(うぶやしき)一族に仕えていました。

幼少時には、元柱の父親から厳しく育てられつつも、正義感と優しい心を持った非常に心のある青年だったみたいです。

母親は幼少期に亡くなっており、母の言葉

「弱き人を助けるためです 生まれついて人よりも多くの才に恵まれた者は その力を世のため人のために使わねばなりません」

「弱き人を助けることは 強く生まれた者の責務です 責任を持って果たさなければならない使命なのです 決して忘れることなきように」

を心に宿し、日々鍛錬をつみ、炎柱になりました。

 

煉獄さんについて深掘り

プロフィール

階級 柱(炎柱)
誕生日 5月10日
年齢 20歳
身長 177cm
体重 72kg
出身地 東京府 荏原郡 駒沢村
趣味 能・歌舞伎・相撲観戦

 

鬼を退治する戦闘部隊「鬼殺隊」の最高位である「柱」のうちのひとりであり、得意とする呼吸(必殺技)は「炎」。

炎柱として無限列車編で主人公の「炭次郎」を押しのけて主人公といっても過言ではないほど目立ち(活躍)、映画・アニメ放映後の今でも大人気キャラです。

家族構成

煉獄さんの家族は父・母・弟です。

父:煉獄 槇寿郎(れんごく しんじゅろう)

鬼殺隊の炎柱として活躍する熟練剣士でした。

しかし「炎柱ノ書」を読んでからは自分の能力に限界を感じてしまいます。

追い討ちをかけるように妻に先立たれ、柱としての情熱も失い鬼殺隊を引退。

その後は家に引きこもり、お酒に溺れます。

煉獄さんの死後、「体を大切にしてほしい…という自分を思う言葉を残したことを知り改心し始めます。

母:煉獄 瑠火(れんごく るか)

聡明で、とても芯の強い女性です。

自分の死期が近いと悟った瑠火は、「強く優しい子の母になれて幸せでした。あとは頼みます」と煉獄さんに伝えます。

その後も煉獄さんにとって母親の存在は、生きる糧となっているのです。

 

弟:煉獄 千寿郎(れんごく せんじゅろう)

礼儀正しく控えめな性格で、いくら修行を積んでも日輪刀の色は変わらず、思い悩んでいました。

鬼殺隊に入隊するつもりでいましたが夢半ばで剣士になることを断念。

煉獄さんの死後は父槇寿郎と共に煉獄家歴代の剣士たちが記した文献を解読することに専念します。

ついには『炎柱ノ書』を読み解き、その情報を炭治郎に伝えることで、彼と鬼殺隊の勝利に貢献したのです。

 

煉獄さんが火柱になった理由

理由1 父の代わり

もともとは父が火柱として活躍していましたが、妻の死後、任務にまで酒を持ち出すようになってしまった父の代わりに煉獄さんが柱合会議へ参加します。

そこで火柱になることを宣言し、十二鬼月討伐任務を受け、みごと佩狼(はいろう)を倒すことで火柱となりました。

 

理由2 父に認めてもらいたい

幼き頃の父の背中を追って火柱になることを夢見、ここまできました。

しかし父に柱になったことを報告するも「くだらん。どうでもいい。」と言われてしまいます。

父が自分に冷たくするのは、息子が鬼との戦いの中で死んでしまうのではないかという危惧もあってのことじゃないかと察しているのかもしれません。

そのため父に認めてもらえるほど、もっともっと強くなりたいのでしょう。

 

理由3 母に認めてもらいたい

火柱になるための任務ののち、煉獄さんは空を見上げ

見ていますか母上。杏寿郎は約束を果たしました」と母に報告します。

そして任務完了後の柱合会議で炎柱になることが決まると煉獄家の長男として責務を果たしてみせます 必ず」と母に誓います。

小さな頃から煉獄家の長男として誇りを持って育ててくれた母に恥じぬよう、炎柱としての道を突き進んでいくのです。

 

理由4 弟を守るため

弟の千寿郎は残念ながら剣士の素質がありませんでした。

初任務に挑む兄に対し「俺も兄上のようになりたい」と伝えますが、煉獄さんはふと最終選抜で会った同い年の剣士のことを思い出します。

2人とも選抜は勝ち抜いたのですが、その戦士は鬼に刀を折られ、震えている光景が甦ったのです。

自分と同じ道を辿り、弟が鬼との戦いの中で死んでしまったらどうしよう・・

そこで自分が火柱になって、弟の千寿郎を守るという意思を固めたのです。

 

まとめ

煉獄さんには辛い過去がありました。

苦悩があっても表に見せず、芯の強い性格は、「母の血が濃いから」だそうです。

父の変貌や母の死を乗り越えて「弱きを助ける」ことに命を懸けられたのもまた、父と母の愛情があったからこそでしょう。

煉獄さんの死について、どんな最後だったのか詳しく知りたい方はこちらの記事で紹介しています。

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